虚偽の説明で浄水器を売り付けたとして、特定商取引法違反(不実の告知)容疑で、浄水器販売会社の経営者らが逮捕されたとの報道をみた。「当社の浄水器を設置すれば、年に1回の水道管の洗浄をする必要がない」などと虚偽の説明をし、浄水器を売り付けた疑い。
そこで疑問なのが、例えば今日のニュース。
神戸製鋼所が品質検査で基準に満たなかったアルミニウムと銅製品を200社以上に販売したという。
似たような虚偽販売の記憶は多々ある。
大手製紙会社がリサイクルペーパーとして売っていながら実はリサイクルではなかった事件。大手家電メーカーが、冷蔵庫にリサイクル素材を使いCO2排出量削減と謳っていたが、削減はおろか、そもそもそのよな素材を使っていなかった事件。大手自動車メーカーが定められた手続きで検査を行っていない自動車を正規の検査を行っているものとして販売していた事件。
どれも冒頭の浄水器販売と同じようなケースに見える。
どれも不実の告知ではないか。
ところが、大企業の誰かが逮捕されたという話は聞いたことがない。
金額的な影響や社会への影響は、大企業の不正販売の方が中小企業の浄水器販売に比べ、天文学的に大きいはずだが。恒例の起立、礼、カメラのフラッシュで終了だ。